株式会社ケー・エス工業は、創業以来地域の皆様の生活環境の保全の為に、廃棄物適正処理に携わってきました。近年では、モノを捨てる社会からモノを大切にする「循環型社会」への転換が叫ばれるようになり、弊社の役割はさらに大きくなってきていると思います。次世代を担う子供たちに、水と緑が織りなす豊かな自然環境を残していくことが私たちの使命であると考えます。株式会社ケー・エス工業は、クリーンな街づくりを考え、業務を通して地域社会へ貢献していきます。株式会社ケー・エス工業では、我々の想いに共感していただける人、一緒に働いてみたい人を募集しています。是非一緒に働いてみませんか。
代表取締役 丸山 学
水と緑が織りなす豊かな自然環境を次世代の子供たちに残すため、現在(いま)の私たちの暮らしや、快適さをより追及していくため、私たちは目標意識を高く持ち、日々業務の中で研鑽を重ねています。社内での定期的な研修会・ミーティングを行ったり、積極的に関係施設への視察を行い、より有効な技術、方法などを学びます。
地域社会に根差し、日々の業務を通じてクリーンな街づくり、地域住民の皆様の快適な暮らしの一助となれるよう様々な活動に積極的に参加しています。
人も社会も発展し続け、現在では様々な情報が溢れ、簡単に情報が手に入る時代を迎えています。その過程、高度経済成長にともない、所得の増加、家電製品の普及、コンビニやスーパーマーケットの登場により、販売や消費の行動に大きな変化が起こり、大量生産・大量消費へと経済構造が変わっていくと同時に、廃棄物に関しても急速に増加・多様化していきました。その中で、容器包装・家電・建設・食品・自動車と様々なリサイクル法が制定され、廃棄物問題への意識や取り組みも変化を遂げてきています。
また物を生産するのに必要な資源が世界的に枯渇してきている現状から、大量生産・大量消費・大量廃棄の流れからの脱却が求められると同時に、資源の有効利用を促進する動きも活発化して、資源有効利用促進法も制定され、事業者による自主回収やリサイクルシステムの構築なども規定されるようになりました。
少子高齢化や人口減少などが危惧されてはいるものの、廃棄物の増加が止まることはなく、世界的にも廃棄物の量は増加しつづけ、将来的にも増え続けることが予測されています。
この廃棄物の増加は環境への負荷が懸念され、国連加盟国により採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」として、廃棄物のリサイクル・有効利用による環境保護も命題として上げられているのが現状です。
廃棄物問題が世界的に注目を集めてはいるものの、大量生産・大量消費に明確な歯止めがかからないまま、環境省の調査によると産業廃棄物処理業の市場規模は約5.3兆円と推計され、産業廃棄物処理業だけでなく、一般廃棄物処理を含む廃棄物処理・リサイクル業全般を含めるとその市場規模は12兆円を超えると推計されています。これは市場規模が11兆円のコンビニエンスストア、13兆円のスーパーマーケット市場などの消費市場と同規模の数値となっています。
今後もし、大量生産・大量消費・大量廃棄のサイクルに終止符が打たれたとしても、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の活動をしていく上で、廃棄物リサイクル市場が活性化します。
どちらにしても私たち廃棄物処理・リサイクル業界は今後も必要な業種であることは間違いありません。
先述したように環境保全・適正処理・資源活用の観点から見て、私たち廃棄物処理業は必要不可欠な業種といえるでしょう。しかし、環境保全・適正処理・資源活用など規模の大きい話ではピンと来ない方もいらっしゃると思いますが、もっと身近なものに目を向けて見ると、毎日家庭から出る一般ごみの収集。この家庭ごみが収集されなくなった場合、皆様の生活はどうなってしまうでしょうか。家の中にゴミを溜めて、自分で処理施設まで持っていく...その手間は相当なものではないでしょうか。またゴミを溜めておくのは環境衛生や精神衛生に良くないと思います。私たちの業務が停止してしまうとこれと同じ状態になってしまうことは容易に想定されます。
数年前から世界的に流行し、今もなお続いているコロナウィルスによるパンデミックの中、多くの人たちの仕事や生活に自粛が求められる一方で、私たちの仕事は必要不可欠な仕事『エッセンシャルワーカー』として認知される形となりました。
エッセンシャルワーカーとは、生活を送る上で欠かすことのできない仕事を職業にしている人の事。皆様の生活を維持する上で必要不可欠な仕事という事です。医療・福祉・介護関係や私たちのように生活インフラ関連などの職業がそれにあたります。
コロナ過で、可能な限りのテレワークが必要とされたり、飲食業では政府自治体による休業要請を受け、経営難となり廃業を余儀なくされていたりと多くの問題も取り沙汰されました。またコロナの影響により完全失業率の増加のニュースも多く目にしました。
ですがそんな中、私たちは感染予防を徹底し、毎日変わらずに業務にあたり、皆様の生活を支えるという責務を全うする事で、皆様の生活を支えているということ、生活に必要不可欠な仕事であることを実感すると同時に、そのような状況でも仕事ができるありがたさを再確認することができました。
コロナが完全終息し、皆様が以前と変わらない生活を送れるようになることを願いつつ、自分たちの仕事を全うできる喜びを感じながら、私たちは毎日の業務を行っております。